【コーチ】ブログ

コーチブログVol.19【藤田 英臣】「鍛錬」

千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす
宮本武蔵の「五輪書」に書かれている有名な名言であり、
日大の柔道場にも、掲げられている言葉です。

3月は大学の授業がないため、春の団体戦、秋の個人戦に向けて、稽古やトレーニング、他大学との練習試合と、ハードな「鍛錬期」で現在真っ只中。

稽古やトレーニングで作り上げた、柔道スタイルを練習試合で試す。
試してみて出てきた課題を、稽古やトレーニングで見直す。
繰り返し、繰り返し、紙を1枚1枚積み重ねるように鍛錬しています。
心身ともに疲弊していく中で、悩みもがき、それでも考えて鍛錬できる者が、
試合で実力を発揮でき、紙一重の勝負で上にいけるものと信じています。

大学生はその中でも、ただただ闇雲にこなすだけでなく、自分の柔道スタイルにあった、
正しい「鍛錬」を積んでいかなければ、試合で結果を残すことはできません。

コーチとして、学生たちと一緒に考えながら、正しい「鍛錬」を積み上げられるように、軌道修正できる立場でいたいと思います。

PAGE TOP